広島市立リハビリテーション病院でUSBメモリ紛失
2か月ぶりの更新(汗… 新型コロナウイルス(COVID-19)では各医療機関も大変苦労していることと思います。私がいる法人でも受け入れ病院ではありませんが、やはり入院患者や職員が感染しないようにするための苦労が半端ない(–:。
GWが明けてなんだかすでに感染が収まったかのような雰囲気が一部にあるように感じますが、ワクチンと治療薬ができるまでは気を抜くことができません。
前置きが長くなってしまいました。
流出した情報
USBメモリの紛失については広島市立リハビリテーション病院のホームページの5月1日付のお知らせに掲載されています。
USBメモリには患者101名分の “患者番号"、"氏名"、"生年月日"、"年齢"、"性別"、"主治医及び薬剤師の氏名"、"処方薬及び処方量等" が入っていたようです。
USBメモリの利用には制限
広島市立リハビリテーション病院でもUSBメモリの利用については制限をかけていました。
当院では、診療情報を許可なくUSBメモリ等に出力し、又は出力して外部へ持ちだすことの禁止や、USBメモリの使用についても院内貸し出し用のUSBメモリに限るなど個人情報の管理徹底に努めてきたところです。
個人情報が含まれたUSBメモリの紛失について
他の広島市立病院機構のシステムからの想像でしかありませんが、広島市立リハビリテーション病院においてもシステム的になんらかの制限をかけていたと思います。
しかし、すべてのパソコンでUSBメモリを使用できないようにしていたわけではないのでしょう。結果、私物のUSBメモリを使うことができるパソコンでデータを作成・保存してそのUSBメモリを紛失してしまった。という感じでしょうか。
USBメモリを院内では完全に使えないように…
院内のすべてのパソコンでUSBメモリを全く使えないようにすればこのテの情報流出はなくなる… 少なくともかなりなくなると思うのですが、なかなか容易ではありません。院内で使うドキュメントなどを自宅で作ったりしている者も少なくなりませんし…
USBメモリを使うことができるパソコンは自由に使えないようにして、上記のようなUSBメモリのデータを院内で使う場合は管理者のパソコン経由で院内のパソコンにコピーする。といった具合にしないといけないのかもしれません。運用的には面倒だけどなぁ〜。
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