群馬大学医学部附属病院で患者情報紛失
m3.comの医療ニュースで見つけた記事。元記事は共同通信社みたい。群馬大学医学部附属病院で臨床実習した学生が患者情報を保存したUSBメモリを紛失したとのこと。
群馬大学医学部附属病院といえば
群馬大学医学部附属病院といえば、どうしても腹腔鏡手術連続死事件(あえて事件と記します)を思い浮かべる向きは少なくないと思います。私もそんな一人なのですが、今回は患者情報の紛失です。
紛失した情報
記事によると次のように記されています。
患者8人の病歴や診断内容を入力した記録媒体を紛失していたことを3日までに明らかにした。うち1人は氏名が記載されて個人を特定できる状態になっており・・・
臨床実習をしていた学生が個人を特定できる情報を書き込んでいたということで、必ずしも病院に全責任があるわけではないと心情的には感じますが、患者情報に対して責任を持つのは病院なのでやはり病院の責任。学生には指導していたといっても、学生には伝わっていなかったのでしょう(苦笑)。
学生なので、医学部といっても今どきの若者でしょう。そういった者で、しかも医学を志している者あれば、個人情報に関してそれなりに考えると思っていたのですが幻想だったのかもしれません。
しかし記事によると “6月下旬に学生がUSBメモリを紛失したことを大学に報告した" とあるのですが、どうして9月になってから記事になったのだろう?
ホームページにお詫びは掲載なく
群馬大学医学部附属病院のホームページを見たのですが、この患者情報紛失に関する報告やお詫びは見当たりません(9月5日20時現在)。普通はお詫びを載せるものだと思っていたのですが、違うのかな? それとも、これが群馬大学医学部附属病院なのかな??
私も気をつけないと… と思うのですが、電子カルテをコピーするといったことではなく、自身でwordだかなんだかに入力されるとどうしようもないんだよな。やはりさせないように教育するしかないんだろうな。
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